【涙活】
大人こそ泣きたい時には
泣くべきなんです
赤ちゃんが元気よく泣くのを見て、
「泣くのは赤ちゃんの仕事」って
聞いたり、言ったりしていませんか?
人は、なぜ泣くのでしょうか?
今回は、『涙活』についてお話させていただきます。
迷子センターの子供
行楽地などで
よく迷子の子を見かけませんか?
目をウルウルさせて
不安そうに辺りを見回して
やっと親を見つけて抱き上げられた途端に親の胸の中で大号泣。
ホッと
胸をなでおろす瞬間ではありますが、
何故さっきまで涙をこらえていたこどもが親に会えて泣く必要はないのに泣くのでしょうか?
実はこれってその多くが
癒しの過程なんです。
泣くことによって心に溜め込まれた悲しさ・寂しさ・恐怖といったマイナス感情を吐き出し、心が傷ついてしまうのを防いでいるためなのです。
泣くことは、
心の痛手から立ち直るために、生まれながらに持っている癒しのメカニズムなんです。
「もう泣かないで」
「いい子だから、泣きやんで!」
とせかすより
「寂しかったね。泣いていいよ」と
落ちつくまで抱きしめていてあげるほうが、心の健康のためにはいいんですよ。
過剰なストレスが免疫力を
低下させることはよく知られていますが、
笑ったり泣いたりすることでストレスを
解消することは、免疫力を高めることにつながります。
大人こそ涙活して泣くべき
「泣くのは赤ちゃんの仕事」
って言ってても、
少し大きくなると、泣く事は良くないと
無意識に教えたり無理強いしたり、
泣く子供にイライラしたりする事もありますよね。
大人は、子どもに泣かれると
自分が抱えている「泣きたい気持ち」が
刺激され不快になってしまうようです。
大人の概念には、
人前で泣く事は良くない
という意識が働き、
泣きたい気持ちを心の奥底に押し込めようとしてしまうようです。
人は、会社や子育て・対人関係など様々なストレスに晒されています。
泣きたいときは、
泣いていい
子供が教えてくれる
最良のプレゼントです。
苦しい気持ちを吐き出して、
心からの涙があふれてくると自然に心が楽になります。
1週間に一度、泣く日を作りましょう
絶対泣ける鉄板ネタってありませんか?
映画でも動画でも詩でも歌でも何でもいいんです!
残念ながらまだまだ涙活への認知度は、
低く大人が泣いていいって事はあまり常識になっていません。
泣いていると
「大丈夫?」と心配されたり、
「親が泣いていてどうするんだ!」と
非難されたり・・・。
安心して泣ける場所・場面・相手を上手く選んで下さい。
おわりに
涙活でココロのデトックスを
涙活は、ストレス発散と免疫力を高める効果が期待でき、心身両面で役立つ健康法です。
コメント